アメリカ人は歯の白さを気にする

10月になると朝晩は冷え込みますね。院長です。さて、今回は最近読んだ小説の話です。スティーヴン・ハンターの「第三の銃弾」という小説です。たまたまケネディ大統領暗殺の内容だったものですから買ったのですが、このスティーヴン・ハンターという作家は非常に人気作家なのですね。勉強不足で知りませんでした。

本の主題とは違うところに歯科医師として興味ある記述があったので、紹介させていただきます。主人公が調査のために様々な人物と面会しているのですが、その中である人物と初対面の時の記述に次のようなものがありました、「男がほほえみ、トゥースホワイトニング・ストリップを使っていないことを示す黄色い歯をあらわにして、云々」。このようにアメリカ人は歯の色を気にするのだなということを小説の何気ない記述から思いました。

私達の日常生活で何の気なしにアメリカ人の口元を見ても歯が白いと感じるのは、やはり彼ら、アメリカ人は歯の色に敏感なのです。小説にも出てくるくらいですから、歯の色を気にする感覚は一般的なのだなと思いました。

この「第三の銃弾」の内容はケネディ大統領暗殺に関して非常に面白い着眼点でフィクションを構成しているなという私は感じて、ついつい引き込まれるように読んでしましました。主人公が強引にケネディ大統領暗殺の真相を探っていると、いろいろな事件に巻き込まれ銃撃戦などをやりながら話が進んでいくというものです。

このように興味あるものがありましたら紹介していきたいと思います。