入れ歯(義歯)で困っている人がこれほど多いとは

 

院長です。先日、上下ともに総入れ歯の方が、”入れ歯が口の中で動いてしゃべったり、食事がしっかり出来なくて、困っているのでどうにかしてくれ”とおっしゃって来ました。

”食事は少量しか取れないので、一日4~5回にわけて食べています”とのこと。お口の中を診ると、口を開くだけで上の入れ歯が落ちてくる、下の入れ歯は置いてあるだけという状況でした。アゴの顎底の部分はやせていて平坦でした。この状態では、満足に食事も出来ず、しっかりとしゃべることも出来ずもぐもぐと言う状態で、本当にかわいそうだなあと同情してしました。なんとか、安定してしっかりと咬める入れ歯(義歯)を作らないとならないと感じてしまいました。このように悩んでいる方がいかに多いか、と思います。以前に比べれば総入れ歯(総義歯)になる人が少なくなっているのも事実ですが、どの状態であれ、咀嚼機能回復をしていかないとリハビリテーションにならないわけです。私は、入れ歯は調整は必要ですけれども、満足出来るものを作っていると思ってます。
 この総入れ歯の患者さんについては、後日ブログに書きますので、乞うご期待を!