院長です。今回はお子さんをお持ちのお母さん方からよく質問をされることについて書きます。それは、「おしゃぶりは歯並びに影響があるのですか?」ということです。
おしゃぶりをするとすべてのお子さんが開咬という歯列不正になるわけではないのですが、おしゃぶりの頻度多いとか長時間行っている場合に、その歯列不正を引き起こす可能性があります。おしゃぶりは、ひょっとするとお母さん方は皆さん持っているかもしれないほど、必需品になっているかもしれません。泣いている時に口にくわえさせると泣き止んだり、ぐずっている場合にも静かになったりと、いろいろな場面で効果がありますから。
歯科の専門からの視点では、「歯列不正を起こすような極端なおしゃぶりの使い方はやめてください」と答えています。また、一度開咬になった場合でも、幼児期であるなら、そのおしゃぶり習慣を止めれば正常は咬合に戻ってくる可能性がありますから、心配であるなら矯正歯科医に相談してみてください。